japanese crane
japanese crane とは、「タンチョウ」のことです。
実に多くの方が、「タンチョウヅル」と言っていますが、標準和名は「タンチョウ」で、「ヅル」はつきません。 (^^;
国内では、道東にしか生息しておらず、その数の激減により、1952年には「特別天然記念物」に指定されています。(本当は道東以外にもいます)
その後は、ヒトによる手厚い保護により、少しずつその個体数を増やし、2005年には初めて1,000羽を超えました。
この「ヒトによる保護」の大きなもの一つに、冬の給餌があります。
餌不足になる冬期間に給餌場という場所で、タンチョウのために毎日餌をまきます。
道東の釧路管内には、大きな給餌場が三つあります。

タンチョウは冬場、日本で過ごし、暖かい夏になると、シベリアあたりへ移動する渡り鳥と思っている方が多いと思いますが、実は、一年中日本にいて移動などはしない、いわゆる留鳥なのです。 知らなかったでしょ。

冬場、日中は給餌場、夜はそれぞれの塒(ねぐら)で過ごし、春を迎えます。
そして春になると、番(つがい)は、湿原などにある自分たちの営巣地に戻っていき、子育てを始めるのです。

冬になると、大きな給餌場には観光客がどっと押し寄せます。
美しいその姿や求愛のポーズなどを思い思いに写真に収めたりしています。
その美しい姿に見せられて、毎年通いつめる方もたくさんいると言います。
それほど、タンチョウは魅力のある鳥です。

タンチョウは、別名「サロルンカムイ」とも呼ばれます。
アイヌ語で サロルン=湿原、カムイ=神 の意味で、「湿原の神様」というありがたい鳥なのじゃ。