C J.Takada 08.09.10、更新 08.09.11、09.13
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中国の核武装に対して、米国の核の傘の効果は大幅に低下していると考えられている。核武装国家に囲まれた日本は、
最悪の事態を想定せざるをえない。仮に100年に一度の頻度であっても、国家に壊滅的被害を与える事態だからである。
こうした論議が日本国内にはほとんど見られませんが、貴方はどう思いますか。
予想される核兵器の戦闘使用事態
1 東京に核兵器テロ 超小型核
2 北朝鮮による東京への核攻撃 小型核
3 米軍による北朝鮮地下核施設への核攻撃 中型核
4 米軍による北朝鮮への核攻撃
小型、中型核
5 中国による台湾への核攻撃 小型、中型核
6 中国による日本地方への核攻撃 小型、中型核
7 中国による東京への核威嚇
小型核を都下に撃つ
8 中国による東京への核攻撃
大型核を都心に撃つ
9 中米全面核戦争 大型核兵器を相互に撃ちあう、日本も中国の標的となる
中型核:100キロトンていど、大型核:メガトン級
日本への核放射線影響と経済損失
壊滅的 8、9
甚大 1、2、6、7
これら核戦争の発生確率は筆者には分からないが、発生した場合の被害は予測できる。
大陸東海岸での大型核兵器の使用は、日本へ核の灰による放射線影響が発生する。
都市の破壊と広範囲な核放射線被害の質と量は、NEDIPSとRAPSで理論的に予測できる。
中国からのメガトン級の核攻撃事態は、実験の検証が参考となる。
中国の日本への核攻撃事態に対し、同盟国である米国は中国へ核報復をしないと予想される。
なぜなら、米国の核報復は米中全面核戦争に火をつけることになるからである。
この核戦争に米国は勝利するが、米国本土は甚大な被害を被る。
日本政府は被害予測をするべきである。
注:核戦争とは核兵器を用いた戦争。核武装していない日本は核武装国家から一方的に核攻撃を受けるか、
威嚇により降伏することになる。
文献
1 高田純. 東京に核兵器テロ! 講談社、2004.
2 李福九. 北朝鮮弾道ミサイルの最高機密. 徳間書店、2003.
3 伊藤貫. 中国の「核」が世界を制す. PHP研究所 2006.
4 平松茂雄.中国 核ミサイルの標的 角川書店 2006.
5 中西正輝ほか. 「日本核武装」の論点―国家存立の危機を生き抜く道 2006.
6 高田純 核爆発災害 中公新書 2007.
7 高田純 中国の核実験 医療科学社 2008.
極東核戦争のシナリオ
高田 純