検査や薬について

喘息(ぜんそく)の薬はおもに、長期管理薬(コントローラー・予防薬)
発作治療薬
(リリーバー・発作止め)の、2種に分類されます。
自分が現在、どのような薬を服用(使用)しているのかを把握しておくのは、
喘息を良くするのには欠かせません。
処方されている薬をみれば、自分の喘息の状態や医師の治療方針などが見えてきます。
薬を服用する時は必ず、医師の指示を守ってください。
医師はその患者さんの状態に合わせて、用量を決めています。
過度の服用は逆にからだの負担になりかねません。
また、余っている薬を調子が悪くなったから服用した・・・なんてのも駄目です!
調子が良くなったから、自身の判断で処方されている薬の服用を中止・・・これも駄目です!!

長期管理薬

長期的な喘息の治療や、発作の程度・頻度を軽減する薬です。
症状がなくても毎日、正しく服用(使用)することが大切です。
よく勘違いをされる方がいますが、長期管理薬に分類されている薬は、
発作時に使用しても効果はありません。
下表にて分類します。


副腎皮質ステロイド吸入薬
薬の作用 注意事項 薬品名
炎症やアレルギー症状を抑える 喉嗄れが起こることがある フルタイド・デイスカス、アルデシン、
フルタイドエアー、パールミコート、
ベコタイド、キュバールなど
吸入ステロイドは、気管支炎症を抑える効果があります。
喘息の悪化や発作を減らす効果もあります。
最初は効果が現れるのに、2週間程度かかります。
毎日、正しく使うことが大切です。医師に決められた通りに使用してくださ。


長時間作用性β2刺激薬
薬の作用 注意事項 薬品名
交感神経を刺激し、気道平滑筋を弛緩させ、気道分泌物の排出を促す。
抗炎症作用は無い。
動悸、手の震えなどの副作用 サロメテロール、セレベント
ツルブテロール、ホクナリンテープ
長期作用性気管支拡張薬は、長時間気管支を拡張する効果あります。
発作の悪化や発作を減らす効果もあります。
吸入直後からゆっくりと時間をかけて気管支を拡張します。
吸入ステロイドと併用して使うことが大切です。
毎日、正しく使うことが大切です。医師に決められた通りに使用してください。


坑アレルギー薬
薬の作用 注意事項 薬品名
 アレルギー疾患を治療する 眠気、口が渇く アブラチン、スプデルカプセルなど


テオフィリン除方製薬
薬の作用 注意事項 薬品名
気管支を拡張させて息苦しさを和らげる 動悸、悪心、けいいれん筋肉痛、頻脈などの症状があるときはすぐに医師に相談をしてください テオドール、ユニコン、ユニフィル
テオロングなど


坑ヒスタミン薬
薬の作用 注意事項 薬品名
体中のヒスタミンを抑えたり、アレルギー治療する アレルギー疾患を治療する ゼスランなど


坑ロイコトリエン拮抗薬
薬の作用 注意事項 薬品名
アレルギーの原因となるロイコトリエンの作用を抑え、気管支喘息を予防します 気管支喘息の発作をすぐに抑える薬ではありません キプレス、シングレア
アレコートなど



発作治療薬

喘息発作時に使用します。発作を速やかに鎮めるお薬です。
薬を吸入や服用して、1時間ほど経過しても症状が改善されない時は、
すみやかに医師の診断を受けてください。
連続使用をしますと、心臓に負担をかけてしまいます。


喘息のその他,治療薬


内服薬
薬品名 薬の作用 注意事項 分類
アロッテク 喘息、気管支炎の咳、息苦しさを和らげる 動悸、悪心、嘔吐 予防
イノリン 喘息、気管支炎の咳、息苦しさを和らげる 動悸、悪心、嘔吐 予防
ブリカニール 喘息、気管支炎の咳、息苦しさを和らげる 動悸、悪心、嘔吐 予防
プレドニゾロン 副腎皮質ホルモンで
炎症やアレルギー症状を抑える
長期間服用を続けていて急に中止するとショックなどを起こすこともあります。服用の中止は医師の指示を受けてください 予防
発作止
メプチン 喘息、気管支炎の咳、息苦しさを和らげる 動悸、悪心、嘔吐 予防
ベネトリン 喘息、気管支炎の咳、息苦しさを和らげる 動悸、悪心、嘔吐 予防


吸入薬
薬品名 薬の作用 注意事項 分類
アトロベント 気管支を拡げて呼吸をらくにする 動悸 発作止
アロテック 気管支を拡げて呼吸をらくにする 動悸 発作止
インタール ・アレルギー予防します
・運動性誘発喘息を予防します
眠気 予防
サルタノール 気管支を拡げて呼吸をらくにする 動悸 発作止
ストメリンD 気管支を拡げて呼吸をらくにする 動悸 発作止
ベロッテク 気管支を拡げて呼吸をらくにする 動悸 発作止
メプチンキッドエアー 気管支を拡げて呼吸をらくにする 動悸 発作止
メプチンエアー 気管支を拡げて呼吸をらくにする 動悸 発作止

その他
薬品目 薬の作用 注意事項 分類
ホクナリンテープ 喘息発作を予防する(貼り付け薬) 動悸・手の震え 予防



呼吸機能検査項目

検査名 検査内容
フローボリュームカーブ 一秒率や肺活量を調べます 



検査項目    

検査名 検査内容
胸部レントゲン 肺の状態を見る
肺CT 肺の状態を詳し見る
心電図 心臓の状態を調べる(不整脈など)
気道過敏テスト 気道の過敏性を調べる
痰の検査 痰の中の好酸球や菌などを調べる
動脈血ガス分析 体の中の酸素や炭酸ガスなどの濃度を調べる
肺換気シンチグラフィー 呼吸がスムーズにおこなわれ正常な肺か調べる
肺血流シンチグラフィー 肺の血流が均等かどうか調べる
皮膚テスト アレルギー調べる検査(スクラッチ法とブリック法がある)
皮内テスト 皮内にアレルゲンを注射し、その反応によって、アレルゲンを確定する検査
吸入誘発テスト 喘息の発作が原因になっているアレルゲンを吸入して調べる
気管支ファイバー 気管支の状態を詳しく見る検査


血液検査項目

検査名 標準値 検査内容
CRP 0.3以下 体内の炎症を示す 
IgE 399以下  アレルギー反応
RAST 0.35以下 物質に対してのアレルギー反応(卵、牛乳、ソバ、ハウスダスト、カビ、スギ、ハチ、猫、etc・・・)、それぞれ6段階で示される
好酸球  0.2〜5% 白血球中の比率(アレルギーの炎症反応や気管支喘息の判断に用いられる)
コルチゾール 3.9〜11.8 副腎の働きを示す







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