霞ヶ浦幻地プライベレポート
 行ってきました、霞ヶ浦へ現地(幻の地)プライベに。
 レポートあげてみてます。

1日目前半〜低時念度〜
1日目後半〜高時念度〜

1日目深夜〜もっと時念度〜

2日目へ

 辺町には、なにかがあります。
 霞ヶ浦を侮ってはいけません。


 霞ヶ浦学園がある、辺町。一度、その舞台に足を踏み入れて、学生たちと同じ空気を吸って現地を実感したい! そんなふうに思って、しばあきらさん(生徒会長の相良さんのPLさん)が主催される、霞ヶ浦の現地プライベに参加しました。

 で、上がその感想。

 とっても、面白かったです。楽しくて、とにかくネタ(笑)になりました。とっても、いい経験といい思い出ができました。
 ありがとうございました。

 今回のプライベ、辺町の中と外とでは大きな違いがありました。
 時念度とか、降りかかる不幸とかで。
 前半は低時念度で、後半は高時念度でお送りします。

夜行バスで快適に行きます
 6月15日夜、出発しました。16日朝ちょっとでも早く集合して早く遊びたいから、と16日の朝集合なので。
 夜行バスに乗っていくのです。
 夜行バスは2度目。ちょっとだけ慣れたとはいえ緊張します。ひまつぶしと気持ちをもりあるために、新城カズマさんの『屍天使学院水没せり』を持ってきました。(まだ、読んでなかったのです)
 本に夢中になっている間にバスは出発。途中、ポケットボードでネットに繋いでみたのですが、すぐバスの電気がきえちゃってほとんど見えません。
 しかたがないから、明日にそなえて眠りに入ることにしました。以前はバスだとなかなか眠ることができませんでしたが、最近はさすがに慣れてきました。
 バスなど、普段と違うところで眠るために必要なアイテムといえば。
 めかくし、です。目から入る刺激をちょっとだけカットしただけで、かなりおちついて眠ることができます。
 アイマスクなんかがいいのですが、なければぼうしや服のフードでもかまいません。目深に被って目に光がはいらないようにすれば、かなり安らかに眠りにつくことがきるはずです。
 それで、いつもより安らかなバス移動をして、東京に到着しました。

雲行きは心配だけど
 最初、天気予報ではくもりのち雨、それがだんだん雨マークが曇マークになって、振水確率も下がってきました。
 よかった、無事現地プライベができるー、と思ったら、東京は雨でした。
 うー。
 まだまだ、集合時間には間があります。で、トイレを探して東京の駅と地下街をさまよいました。まだ明かりのついていない東京の地下街。けっこう怖いものがあります。警備員の方に声をかけられて、トイレを教えていただきましたが……こ、怖かったです。こんな時間なのに、いろんな人が通るのですねえ……
 それから、それでもまでかなり時間があったので、集合場所まで行って時間になるまで本を読んでいました。
 そして、しばあきらさんと景田さん、伽羅さんにも合流。後からいらっしゃる方もいるということで、この面子でますは現地プライベがはじまりました。

 でも、まずは朝食。みんなでマックに行きました。朝マックって食べるの初めてでしたが、おいしくいただきました。
 そうそう。
 前回の京都プライベでは、ほとんど何も美味しいものを食べることができず、コンビニのお弁当や抜きっていうのが多かったのですごく悔しい思いをしてたのです。
 今回はそのリベンジ! 美味しいものも食べるぞっ!!
 で、そこから高速バス乗り場へ。かなーり待ってバスに乗り込み、それからはまた待つこと一時間。
 その間、あきらさんとゲームに関するいろんなお話ができて、嬉しかったです。
 お互いに「フラレンジャー卒業」を祝いあったり。

 今回のルートは、まず千葉県の佐原周辺をめぐり、全員がそろったところで茨城県へ。宿泊場所に着いてから次の日までが、肝心の辺町があったとされる桜川村散策にあてられることとなりました。
 
戦いと刀の神様、識に刀をくださいました
 最初についた先は、香鳥神宮。勝負とか戦の神様がまつられているそうです。
 神社へ行くまでの道には、ところせましとが店が並んでいます。「元祖くさだんご」とか「くさだんご総本家」とか。分かりやすい競争だなぁ。
 ここで、「叶大福」の「叶」の字に反応してかけてゆくあきらさんの姿を見ることができました。
 香取神宮に到着してからは、そこで銅像になっている「身代わり新次郎」さんの姿を見て、「目弱三郎がいる!」といって写真をとるなど、いきなりとっても失礼なまねしながら神様にご挨拶していきました。
 大きい茅の輪がありました。6月は大払えがあるので。厄を払うために身代わりの人型紙がおいてあり、景田さんが厄払いに、と紙人形を持って回ってらっしゃいました。
 ここでおみくじを引く。と、大吉。わーい。

 趣味が悪い楽しみかもしれませんが、神社にきたら、いつも楽しみにしていることがあります。神社に下げられている絵馬の願いを、ひとつひとつ見て回ることです。
 ここにも、いっぱい絵馬があります。やっぱり多いのは合格祈願。某大学に入学できますように、とか。それから恋愛成就。●●●●さんに運命を感じましたきっかけを下さい、とか(その後、件の●●さんがこの絵馬を見た、というエピソードがあったら面白いのですが)とか。欲望。ロト6当たりますようにとか。
 今回ヒットだったのは、「今年は会計監査をまぬがれますように  ●● ●●課」。
 ……まずくないですか? そんなやばげなお願い人に見えるところに書いちゃ駄目だよとかそもそもそんな不正な香りがすること神様にお願いしちゃいけないようとかもう、いろんなところから。

 その後、こちらの神社の宝物庫を拝見。
 意外に面白いものがありました。刀とか小判とか箱とか。狗狼のおかげで、一部の特定の歴史には反応するようになりましたから。
 小判があって、それに様々な武術が一枚一枚描かれているのが、とっても綺麗でした。剣道、柔道、薙刀、棒……いいもの見えました。

 ここで、剣者(PC)である景田さんとあきらさんが守刀の木刀を購入。。
 似合ってますとっても! さすが剣者さま。これでいつ異生に襲われても大丈夫、久遠流と雨月流しかも上格剣者さんが守ってくださいますねっ。
 私も、剣者PCはいましたが、錆彦の獲物は槍だしー。と逃げて買いませんでした。
 ……後で思いますと、この「刀」を辺に持ち込んだことも、これからの出来事に大きく影響してきているんじゃないかなあ……


 少し雨もパラつきましたがそんなに気になるレベルでもなく、
 香取神宮から駅まで2キロほど。まあ、歩いていけばいいやってみんなでてくてく歩いていきました。
 緑が多くて空気もよく、でんでんむしだってはっています。
 でんでんむしに会ったら、目をつっついてひっこめさせてあげるのがでんでんむしに対する礼儀でしょう。
 つんつん。
 あー、ひっこんでるひっこんでる(邪)。
 ほとんどの方々は東京の方なので、こんな日本のよい風景に感動されてらっしゃいました。
 私は……あんまり、珍しくないちょっと足のばせば見える風景、だもんなぁ(汗)。
 てくてくてくてく。
 思えばこれが、今回のプライベの歩き初めでした。
 今回、もう歩いてばっかり。ずううっと。

だんだん無口になってゆく
 駅に着くと、本当にラッキーなことに。
 1時間に1本しか出ていない佐原行きの電車が、ちょうど来るところだったのです。
 あわてて乗り込み、佐原へ。
 ここには地図を作った伊能忠敬さんの家や記念館があるということで、伊能さんといえばたしか時念の里を探していたような、狗狼伝承に関わってる方らしいので訪問しに行きました。
 の前にご飯を食べよう、どうせなら美味しいものを食べようっていうことで、うなぎ屋さんへ。
 迷いました。
 どうも、駅の絵地図がはっきりしていなかったのが原因のようです。
 ぐるーっとぐるーっと回って、最終的には匂いを頼りに到着。
 みなさんはうなぎ。うな丼。私はそんなに好きじゃないから天丼とうなぎの天ぷらを注文。
 黙々黙々……
 食べ始めたら、みんないきなり無口になりました。
 おなか、すいてたんですねえ……
 うなぎ、美味しかったそうです。
 私も、天丼、とっても美味しかったです! 外で天丼食べるの初めてでした。衣が、たれがかかっててもまだカリっとしてていいですねえっ!
 うなぎの天ぷらも、美味しいです。油がいっぱいのってる淡白な白身魚。白焼きのまま天ぷらにしてあります。
 心は自覚してなかったのですが、身体はかなりお腹すいてたみたいです。
 ひとくち、カリっとかじったとき、頭がくらくらってしました。
 美味しいのと、ご飯が食べられるーって安心とで。

 満足でした〜。天ぷらものたべすぎて、脂っこくってちょっと気持ち悪くなってしまいましたが(汗)。

転びなれてますから
 腹ごなし、とばかりにまたどんどん歩いてゆきます。
 佐原は、水郷の里、小江戸ともいわれ、古い町並みや家がそのままで残っているということです。
 実際見てみると、まるで倉敷みたいです。川沿いに白壁の家々が並んでいます。
 古ーい、まるでホトリ書房のような本屋さんとか雑貨屋さんとか。
 本屋さんはでも新しい雑誌や漫画が目いっぱい並んでいるのでなんだか違和感です。
 雑貨屋さんは昔の絵姿とかいっぱいあっていい感じです。千社札なんかが売ってて、「武蔵」はないか探してみたり、好きなものを作ってくれるというので、何をつくってもらおうかあきらさんと一緒に妄想をふくらませたり。
 和紙を使った便箋が並んでいて可愛い店の前には、郵便局の簡易出張所があって、そのまま切手を購入することができました。便利ー。
 面白い橋がありました。通称ジャージャー橋。通称のイメージが強烈過ぎて、本当の名前を忘れてしまいましたが。
 何故か、突然橋の下から川に、ジャーって水が流れる仕組みになっているものでして。理由はちゃんとあるのでしょうが……何ででしょう。

 その並びに、伊能忠敬さんの家があったのでお邪魔しました。
 ふーん、歴史があって、でもちょっと個性的な作りですねえ。
 ここで、あきらさんが川に何かを見つけたと教えてくれました。
「見てみてー、アメンボ−」
私「えー、どこどこー……」
 つるっ。
「うあああっ」
 べしっ。
 ……ああー。やっちゃいました。
 いつかやるとは思っていたのです。
 連日の雨で地面がぬかるんで滑って、そのまま後ろ向きに転んでしまいました。
 でも、大丈夫。
 しりもちをついてズボンとリュックをちょっと汚しただけで済みました。
 だって、転ぶのは慣れてます。
 このままだと後ろ向きにひっくり返って背中を打って全身泥だらけになってしまうところを、とっさに手を着地地点に持って行ってすばやく受身。
 最小限のダメージで済ますことができました。
 わーい、すばやい〜(すばやかったら転ぶ前に体制立て直せ)。
 みなさんにご心配おかけしてしまってすいませんでした。

まつりをやってました。あやめ。
 ここからまた、佐原の駅まで歩いて戻って、実験神父さんと合流。
 お仕事からそのままいらしたそうで、お疲れ様でしたー。
 ちなみに、皆さんそろって(私も、ですが)人ごみの中でも「神父さん神父さーん」って呼んでました。
 このまま霞ヶ浦に行くのはちょっと勿体無い。
 佐原では、植物園があって今が盛りの「あやめ祭り」をやってます。
 せっかくマツリをやってるなら見たいじゃないですか。今見ごろなあやめ。
 駅からシャトルバスに乗って水生植物園に行ってみました。
 ああ、あやめ。一面に……これは、立派ー。綺麗。
 小道やら橋やらを渡ってあやめを見ていきます。
 笑いながら……?
 あやめは、すごくたくさんの種類があって花ごとに名札がついているのです。
 ええーと……「天女の冠」とか「一の谷」とか(特殊な名前ばっかり覚えてますね(汗))。「白鶴の毛衣」「みどり(でも色は青)」とか。注目だったのは「愛知の輝き」……しおれてるじゃないですかー。輝いてないー! でも、珍しい黄色。しかも、わざわざ県名を入れてるのなんかこれしかなくって。がんばってるなぁ、よーしよしって応援したくなりました。
 で、みんな面白い名前を、ネタを探して名札のみを眺めていきます。
 ……花、見てます(汗)?

 時間がおしてるのですが、フィールドアスレチックを見つけて思わず童心に返る一同。
 こ、こわいーっ。ゴンドラに乗ってロープを渡って池を越えるの。
 ロープの網を渡っていったり、根性で堪能しました。
 あまり時間がなくってゆっくりできませんでしたが、それでもかなり楽しむことができました。
 写真を頼んだおじさんは、フレンドリーで楽しかったですし。
 締めに、いもアイスとあやめいもアイスを食べました。うーん……紅芋味? ちょっとあやめ?

 ここからバスに乗って大回りするか、タクシーで宿に直行するかちょっと意見が分かれます。
 とりあえずタクシーの運転手さんに聞いてみたところ、全員で1000円くらいでいけるそうだし、ちょうどそのタクシーは6人乗り。
 良かったぁ、ということでそのまま宿のある桜川村……時念神話体系では辺町に、直行することになりました。

 そして。
 夕日が傾く、黄昏のころ。
 一同は辺町に入って行ったのでした。


 ……と、ここまでは時念度、1〜3くらいの出来事で済んでました。
 霞ヶ浦に入ってから起こった出来事の数々は、時念度9くらいじゃないと理解できません。
 ほんとに、大変だったんですよう……


次回予告(笑)
私「霞ヶ浦の水を、さわってみます」
 つるっ。
私「きゃああああっ」
 じゃぽーん。

 貴宮の秘法の罠にかかった幻地プライベご一行様。
 地図にない宿泊地、襲い掛かるカエルたち。
 そんな中見上げた空は、満天の星空。天の川。
 生徒会長たちは無事、辺町の真実に近づくことができるのでしょうか。

 随時更新中。
 全く、嘘はありません。


そして、辺の町へ
 太陽が少し傾きはじめたころ。
 太陽に向かって、幻地プライベ一行は辺町に入っていきました。
 辺町……という名前の町はここにはほんとは存在しません。
 きっといろいろ問題があるのでどこか遠くに隠されているのでしょう。
 浮島という地区があるのは、桜川村といいます。
 桜川村に入ると、右手はひたすられんこん畑。
 
 いなしき青年の家というのが宿泊場の名前ということで、まずはそこを目指します。
私「えーと、この“ふるわたり”小学校の近くですね」
運転手さん「ああ、それは古渡“ふっと”と読むんだよ」
 はう(汗)。関連リアの私がまちがえちゃいけませんよ。黄昏扉でも、ついついそう読んじゃっててました。
 恥をかきつつ、目的地に到着。
 タクシー代金が実際の見積もりより高い金額になっちゃいましたが、運転手さんは親切にも、最初の見積もりの金額でいいよって言ってくださいました。ありがとうございますー。旅人に、やさしい方なのですねー。
 で、宿。
 なんだか様子が変です。人の気配が全くしません。
 チャイムを鳴らしても、ぐるっとまわってみても、誰も人がいらっしゃいません。鍵もしっかりかかってます。
 ……これは、おかしいような気がします。
 地図をみると、たしかにここは「いなしき青年の家」。予約も、あきらさんたちがきちんと手配してくださった筈です。
 でも……このままだと私達、外のバラックで野宿です。夜はまだまだ冷えますどうしましょう。

 よくよく見ると……門に書いてある住所が申し込みの宿の住所と違います。
 電話していただいてもらってその内容をうかがったところ……ネットにはたしかに「いなしき青年の家」って書いてあってその名前で申し込んだそうですが、そこは申し込んだ宿泊場所ではない、のだそうです。
 ただしい宿泊場の名前は「森のレストランふれあい果樹園」と、いうそうです。
 じゃあ、私達がいまいる所って?

 ぐるーっと考えを巡らせた私達が出した結論は、ひとつでした。

 これは、貴宮の秘法のせいに違いない。
 識が、剣を持ち込んだから貴宮の秘法が反応したんだ。って。
 貴宮(様)が私たちを、辺から遠ざけようと罠をはっていらっしゃるのですよ〜わーい☆(喜ぶの私だけ)

 異変を感じて帰らずに待っててくれたタクシーの運転手さんが、正しい宿泊地まで、送ってくれました。
「いやー、あそこで帰ったら鬼でしょう」
 地獄に仏様ですー(涙)。
 ありがとうございました。
 ぐるりと回って、本当の宿泊場所「ふれあい果樹園」へ。
 ここは、ほんものですね。
 もう騙されません。よくよく確認。
 そして運転手さんに厚くお礼を言ってお別れしました。
 佐原タクシーの増田運転手さん、ありがとうございました。

時念者の罠? カエルにかこまれて
 ここは、あまりにもカエルがいっぱいいました。
 廊下にはカメムシがいて、お風呂場にはゴキブリがいました。
 この、こまごまとした小動物たちは時念者さんの贈り物なのでしょうか? あきらさん。

 表がレストランで、果樹園でいろんな体験をするための研修施設みたいなところ、ですね。
 施設的には…あんまり(汗)。申込みの際の内部の連携もあまりできてなかったみたいですし、お茶の準備はしてあるのにポットがない。数回、持ってきてってお願いしたのにそれでも来なくて入り口の自動販売機が大活躍でした。
 それに、お風呂場が。
 女風呂も男風呂にも外に向かって大きな窓があり……まるみえ(汗)。
私「これは、何の罠なんでしょうか?」
あきらさん「……目弱」
 あっ、そうか旅人の宿主さんの陰謀。(せせこましい陰謀(笑))
 ちなみにお風呂は、景田さんや伽羅さんが身を犠牲にしてブラインド下ろしてくださったのでなんとかなりました。
 更にちなみに、その場面を写真にとって罠に落としいれようとした(笑)実験神父さんは、その場面をあきらさんによって写されてミイラ撮りが撮られてました。

 ごはんの前に、外にでてみます。
 施設は何ですが、山の中にあるだけあって、空気がおいしいです。
 緑は綺麗です。
 芝生に足を踏み入れようとして、止められました。
あきらさん「ぴょんぴょんがいるー!」
 ちっちゃい、指先に乗るサイズの緑のカエルです。
 よくよく見ると、あっちにもそっちにもこっちにも。
 芝生の緑に同化しちゃってよく見えないのですが、飛び跳ねるときの動きでなんとなく分かります。
 ぴょいーん(ぴょぴょぴょぴょぴょ〜)。
 芝生一面に、かえる。
 なんでしょう、プリンスのお子様?
 これは、緑のとこに足を踏み入れることできません。
 あっというまに靴の裏にたくさんの平面ちびカエルができちゃいます。

 と。
 うら若い女性(勝手な想像)の悲鳴が聞こえました。
 いえ笑ってるだけなのかもしれませんが。風にのって。
 ほとんどが識の面々なだけあって、何があったんだろうって皆でそちらに向か……いたいのですが、行く手には芝生しかありません。
 しょうがないから……すり足。
 景田さんを先頭にして、カエルを踏まないように最新の注意を払いつつ、前の人が踏んだ地面を地面を……ずりっずりっと進んでいきます。5列縦隊で。
 薄暗くなる山の中。
 いい大人がカエルにかこまれドラクエ歩き。
 ……これは、青春の1ページってまとめたほうがいいのでしょうかそれとも何かつっこみを書いといた方がいいのでしょうか。
 客観的に考えるととっても不思議な光景です。
 先頭の景田さん(のPC)は久遠流。しまった、これは雨月のあきらさんのが良かったかなぁ。もしくは、私の神魁の「歩」。

 響き渡るウシガエルの声と、夜に消えていく黄昏がにぎやかに寂しくて。
 生徒たちはみんなこんな黄昏を感じていたんだろうな。
 識も、貴宮様も。
 そんな風に思って。しみじみしてました。
 あと、今、私は彼らと同じ空気を吸っているんです。そうしたらじきに血液に入ったその空気は全身にまわって、同じも血が流れるようになるのかなぁ。
 そう思ったら、たまらなく幸せになれました。

ごーはーんっ
 疲れてたので夕ご飯が楽しみでした。
 テレビをつけたらマジックの番組やってて、あと毎週見てるUSO番組を見ながらなごやかに食事をしました。出てきたおかずを見て一喜一憂。
 前菜にスモークサーモンのマリネ。次に大きな海老フライ。で、その次がなかなか出てきません。
 3000円コースの夕ごはんです。
 ……まさかひょっとしてこれでご飯終了?
 いえでもデザート、最低でもあとご飯とみそ汁くらいは出ませんか?
 でも、単品のお値段を見るとマリネが1000円くらい、海老フライは約2000円。ほんとにこれだけかってみんなの心の中に絶望感が漂ったころ、ごはんとスープがきました。
 ああ、スープが来てよかったね。これで締めなんだ……
 諦めて、ご飯でお腹いっぱいにしようモードに入っていたら。
 もう、ご飯も食べちゃった人もでたくらいに。
 メインがやってきました。
 お肉。
 ……美味しいです。もうとっても。
 お値段と内容には納得だったのですが、疑心暗鬼のために満足に味わうことができず。
 ……負けました。なんとなく。

そして恐い話とかビックリマンとか
 いろいろとお話が聞けました。
 京都のときのプライベでは、黄昏扉関連メンバーが多かったのでPCやリアのお話が多かったのですが、こちらは生徒会とか鉄、黄昏扉、四国、はじまり、櫻座、天文部……えー、とにかくいろいろあるので(PLの数に比べて)狗狼の全体のお話だったり、プレイスタイルのお話だったり、興味深いお話が聞けて面白かったです。
 私は、お手紙など書きながらお話に耳傾けていました。
 霞ヶ浦で、縁があった方々にお手紙を書いて、霞ヶ浦から出せば面白いかなって思いまして。京都プライベの写真の郵送作業とか、がしがしと書き進めていきました。

 景田さんは、ご飯を食べたら眠くなったのかそのまま力尽きてしまわれてました。
 そしてかっこうのえじきに。
 今にも、額にお約束の文字を書かされそうになっていました。

ビックリマン
 食後のおやつに……という口実で、佐原で買ったビックリマンスペシャルセレクションを広げました。
 これ、最初は関東地方でしか発売されてないので中部の人間は指をくわえてずーっと見てたんですよう。
 先日見たテレビで、ヘッドシールの当て方も分かったし、(でもお店の人が見てるからあんまりじっくりはできませんでしたが)、四つ買い込みました。
 結果、2つはヘッド。あとはお守りと悪魔が出ました。
 五分五分よーしよし。
 シャーマンカーンと、スーパーデビルの偽神タイプでした。
 なんのことだかさっぱり分からないご様子の実験神父さんたちに(あれ、伽羅さんはちょっと理解されてたんでしたっけ(汗)?)私とあきらさんが嬉々としてご説明します。

あきらさん「このスーパーデビルは悪魔のヘッドなんだけど、偽神タイプは天使に化けて天子ヘッドのシャーマンカーンに近づいたんですよ」
私「それで、カーンと同じくヘッドのスーパーゼウスとを不仲にしたんです。これが、いわゆる……」
あきらさん・私「「下心テクター事件」」
神父さん「分からんーっ」

 ああでもビックリマンは深いなぁ。
 シールの裏書だけじゃなくって、イラストのこまやかなところにも技術や遊び心やネタや、大きな秘密が隠されていて。思わずコンプリートして謎を解きたくなっちゃうあたり、リアクション…PBMにも通じるところがありますね。
 それでしばらく、ビックリマン萌え話であきらさんと盛り上がっておりました。
 神父さんたちは遠巻きに眺めてらっしゃったけど……
 楽しかったですー。狗狼のオフイベで、おばにゃさんと語り合った時以来、楽しくビックリマンお話することができました。これでしばらくご飯がお腹いっぱい食べられますってくらい。

こわいお話
 テレビで恐いお話をやっていたのでその流れで恐いお話などをしてみました。
 幸か不幸か、霊感を持った人はいなかったのですが、やっぱりそれぞれ一回くらいずつ恐い体験っていうものはあるそうで。

・6人でRPGをやっていました。そのうち、4人は霊感もちで2人は一般人でした。すると、その4人が一斉に同じ方向を見て、そのまま視線をすーっと移動させていきました。
4人「……通って行ったねえ」
2人「何がっ!?」

・友達の家に遊びに行きました。眠っていると、足元の方から「ぽんぽん」って軽く叩くような音がします。きっと猫だろうと思ってほっといたら、音はだんだん顔に近づいてきて、だんだん大きくなってきます。最後に、顔の間近で「だんっ」と音がして止みました。
 目を開けて見たけれども、周囲には猫も、なにもいませんでした。

 うろ覚えなので詳細が違っていたらごめんなさい。
 最後に、私の体験。
・学生のとき一時期、金縛りによくあっていたら幽体離脱が癖になっちゃったときがありました。
 金縛りだ、体が妙な感覚だ。あれ、足が浮くぞ? もっと浮かせてみよう。すごい、体が宙に浮いていってる?! ……胸近くまで浮かんだら、すとんと下におりました。
 降りて、気がついたのですが体はずうっとそのまま動かなかったのです(さっきまで浮いてたのですが、降りてみると身体は動かなかったって感覚があって)。体じゃない自分が浮いてた。
 でも、ものすごーく気持ちよかったのでちょくちょく浮いてました。足先だけですが。
 最近、浮かべなくって残念です。

 お風呂に行ってもその延長で、恐いお話をしてしまいます。
私「そこのブラインドから外が見えますね。でも内側のが明るいから、あまりよく見えないんですよ。逆に外側から内はよく見えますから、ひょっとするとブラインドを開けたら、外から覗いてる人と目があっちゃったりするかもしれませんねえ……」
 ちなみに女性風呂と男性風呂はてっぺんで繋がっていて、声は筒抜けです。
 そのとき男性風呂で一人だった実験神父さんは「恐いこと言うなーっ」と怯えてらっしゃったそうです。

 いろいろ話をして……最終的には、人間が一番恐いっていう結論になりました。

そして天の川と満天の星空
 復活した景田さんが、星が綺麗だと教えてくれたので外に出てみました。
 時刻は1時過ぎ。もう、夏の星座が顔を出すころです。
「天の川が見える!」
 ウシガエルはより激しく鳴きだして、あたり一面がーがー声を響かせてます。
 満天の星空。細かい細かい光が集まった天の川が、東西に横たわっています。
 みなさん、感動。
 私は……家でも天の川見えるし(汗)。
 それでも、綺麗です。
 ひとつ、星が流れたそうです。私、見逃しちゃったんです悔しいなあ〜(涙)。
 これだけたくさん星があるのに。私たちは星を知らないから、それを繋げて星座を作る術を知りません。
 それはすっごくもったいなくて、すごく悔しくて。
 あきらさん(でしたよね(汗))が、天の川にかかる夏の大三角形を見つけました。
 あ、よく分かります。さすが一等星。
 白鳥座のデネブとこと座のベガとおうし座のアルタイル。
 天の川をはさんでこと座とおうし座だから、この、中にあるのが白鳥座で十字架の形をしてるから……
 もう、十年以上も前に見たプラネタリムの解説を思い出しながら星を繋げていくと。
 見えました!
 白鳥座。
 カシオペヤも見つかりそこから北極星も見えました。
 う、嬉しいなあ。自分で星座を見つけられるなんて。
 朝は雨が降っていたのに、このときだけは空は晴れ渡って、完璧な星空を見ることができたのは……霞ヶ浦が、歓迎してくれたのかなあって思えて。感動的に嬉しかったです!
 その後、ポケットボードでネットに繋げて星座を確認しました。おおむね、正しかったです。更に確認しようと思って外に出たのですが……もう、かなり雲が出てきてあまり綺麗には見えなくなってしまってました。


 だんだんと、皆さんがダウンしていきます。
 一人、先に睡眠をとっていた景田さんだけは元気で明日の計画を練ってらっしゃいます。
 明日は、強行軍になるんだそうで……企画立案、どうもありがとうございました。
 私も、もうダウン……枕を頭の上に乗せて。
 おやすみなさいませ……


 やっと、一日目のレポート終了。

2日目へ

つづく


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