■岡山県No.22 公認No.621 10km 9ポスト 

■スタート地点:笠岡市海洋センター 地図取扱:同左

■交通機関:笠岡港より三洋汽船にて白石島下船徒歩3分

■2000年12月23日踏破 所要:2時間55分17秒 (13時38分00秒〜16時33分17秒)

岡山県西部、広島県境に近い笠岡市にある白石島は瀬戸内海に浮かぶ小島。その全エリアを巡るのが「白石島」パーマネントコースです。交通はまず山陽本線「笠岡」駅から南に徒歩8分の「笠岡港」に向かいます。神島、高島に寄る三洋汽船の普通便、もしくは白石島へ直行する高速艇に乗船。以前は港の「白石島港務所」にマップがあり、すぐにスタート出来ましたが、現在のスタート地点は徒歩3分ほどの「笠岡市海洋センター」に移っています。マップもここで扱っており、案内板のマスターマップもはっきり読み取ることが出来ます。

海洋センター入口脇にある案内板

問い合わせた際、アップダウンの多いコースとの話しを聞いていましたが、確かに後半は敢えて一度山を下らせて、再度登らせるというコース設定になっています。全体的にルートチョイスが出来る区間が多く、初心者から経験者まで広く楽しめるでしょう。マップは昭和56年に作成されたものですが、平成3年に再調査の上、修正が加えられています。

第1ポストへはまず、港の風景を楽しみながら海岸沿いを歩いていきます。ルートは次第に道路から道へと変わり、海岸から離れると小道に。生活路のようで、楽々歩いていくと典型的な三叉路にポストが立っています。

第2ポストへの正規のルートは夏になるとややしんどいかもしれません。冬でも分かり難い個所があります。第1ポストから東に向かうと程なく砂浜に抜け出します。砂に足を取られながら南に向かい、小道の入口を探します。果樹園が目印になるため、場所の特定に困難はないのですが、奥へ続くルートの入口を見出すのが難しいでしょう。このルート、オリエンティア以外では全く使用されていないものと思われます。ここをクリアすると、スタート地点から真東に延びる舗装道路に出られます。そのまままた砂浜に出て、僅かに南へ向かうと第2ポストへのルートがあります。ただ、これまた分かり難く、私も脱線して林の中を進んで岩の前にあるポストに到達しました。着いてみると、下から上がってくる道は案外はっきりしてはいるのですが。

砂浜ルートはこんな景色に出会えます

第3ポストは東西2つのルートがあります。私は最短路ではなく、一旦下って山裾を歩きました。小径を行く東ルートも問題なさそうですが…。道からやや入ったところにポストはあります。

第4ポストへはこのコースの最長区間。一旦平地へ下ります。集落の中から稜線へ向かう山道に分け入るのが最短ルート。地図上の小径を嫌って海岸まで大回りする必要は全くありません。堰の先から分かれる小径は、二人並んでも歩けるほど広々したもので、夏場でも藪に悩まされるなんて心配は無用。地図で小道に表記されているルートはいずれも遊歩道として立派に整備されていて、これ以降はほとんどハイキング気分。「立岩」への道標に従って行くと、見晴らし満点の分岐に第4ポストがあります。

第4ポストの分岐点は眺望抜群

第5ポストへは巨岩がごろごろする印象的なルート。西に向かうと岩石地帯へと入っていきます。山頂一体には自然の大きさを感じる巨岩群。遊歩道も巨岩を迂回するというよりも、巨岩を乗り越えて行くといった状態で続いて行きます。見晴らしが良過ぎる余り、第5ポストはかなり遠くからでも発見することが出来てしまいます。

岩山に続く遊歩道

そのまま稜線を辿れば第7ポストへ到達出来るところですが、ここから一旦「開龍寺」へ向け、葛折りのルートを下ります。竹でガードされた道を進むとタイ式仏舎利塔が突如姿を現します。そのすぐ下にポストがあり、オレンジ色と塔の白がいいコントラストを成しています。弘法大師ゆかりの開龍寺へ立ち寄り、再度登りへ。

タイ式仏舎利塔と第6ポスト

鞍部に出るまでは案外早く感じるでしょう。ここから休憩所脇の第7ポストはすぐです。スタート時は快晴だった天気がこの辺りで一変し、ポツポツ雨が降り始めました。と、思う間もなく嵐のような風雨に見舞われ、傘もさせないほどの状態に。そんな中第8ポストに向けて海岸線を進みます。嵐の中のテレビ中継さながらの状態に耐え、キャンプ場入口にあるポストを発見。この直後、その嵐が嘘のように晴れ間が顔を出し、雨も止み事無きを得ました。

更に海岸線を進み、丘の上へ最後の登り。ポスト直前はやや小径がはっきりしませんが、方向さえ間違わなければ、岩陰に隠れているポストは難なく発見出来るでしょう。下ったところが直ぐに港です。

コンパスワークで岩陰の第9ポストに到達

約3時間のコース。禁猟区に指定されているため、オールシーズン利用することが出来ます。往復の船旅も含め、離島ならではの雰囲気に浸りながらOLが楽しめる推薦コースです。私にとって20世紀最後のパーマネントコースとなりました。