鈴木慶江
ガイドブックはオペラのアリア

鈴木慶江
「ミラノの休日〜オペラ散歩道〜」

日時 2007年6月15日(金)19時00分開演

場所 宝山ホール(鹿児島県文化センター)


RO♪ONクラシックの会
(メンバーズコンサート)



行って見たい街として高い人気を誇るイタリアの街
「ミラノ」。
街の中心ドゥオモ(大聖堂)から、
オペラの殿堂ミラノ・スカラ座、ヴェルディ音楽院、
ヴェルディ音楽家憩いの家など、
ガイドブックには載っていない知られざる名所の数々を、
オペラ・アリアとともに、ミラノ在住の鈴木慶江がご案内します。

    


 出演
鈴木慶江(ソプラノ)
笠井仁(バリトン)
仲田淳也(ピアノ)

 鈴木慶江
Norie Suzuki,soprano ソプラノ


 プロフィール

1991年 神奈川県立横須賀大津高等学校卒業。
1995年 東京芸術大学音楽学部声楽科卒業。
1999年 同大学院オペラ科修了。
  堀部隆二、高橋啓三、嶺貞子、M・L・チョーニ L・マジェーラの各氏に師事。
1998年 東京文化会館新進音楽家オーディションに合格。
1999年 第18回飯塚新人音楽コンクール大賞受賞。
  10月 第1回スーパークラシックオーディション声楽部門第3位、全部門決勝大会(共演:ポーランド国立放送交響楽団)審査員特別賞、東レ特別賞受賞。
  10月 オーチャードホール主催第一回"オペラティック・バトル"女性部門第1位受賞。
  同主催の”クラシカル・エヴァー・コンサート”には2年連続(2000年2001年)で出演。
1998年 第29回イタリア声楽コンコルソ第1位ミラノ大賞受賞により1999年11月からイタリアのG・ニコリーニ国立音楽院に推薦留学。
ミラノにて「フィガロの結婚」伯爵夫人、「ドン・ジョヴァンニ」ドンナ・アンナや、 イタリア国内のコンサートに出演。その活躍は同地の新聞にも取り上げられた。 2000年2月、第3回国際声楽コンクール"デビュー・イン・メラノ"(イタリア)オペラ部門最高位受賞。
同年10月には第31回V・ベッリーニ国際声楽コンクール(イタリア)最高位受賞。
カターニアのベッリーニ歌劇場での特別演奏会に出演。好評を博す。
2002年1月、都響「ニューイヤーコンサート」に出演。
  2月にはジュゼッペ・サッバティーニのコンサートにゲスト出演。
  6月イタリアにて「ドン・ジョヴァンニ」のオーデションに合格しL・マジェーラとR・アッバードに学ぶ。
  7月にはミラノにてリサイタル、
  8月東京紀尾井ホール
  9月大阪いずみホールにて初リサイタルを行った。
  3月 東芝EMIより「Fiore(フィオーレ)」にてCDデビュー。
同年の大晦日にはNHK紅白歌合戦に出演。
2003年 NHKニューイヤー・オペラコンサートに初出演。
数々のオペラ出演はもとより 「第九」「カルミナ・ブラーナ」等のソリストをはじめ国内主要オーケストラとの共演も多い。NHK-FM「名曲リサイタルに出演。
  3月 東芝EMIより2ndアルバム「ニンナ・ナンナ〜大人のための子守歌」をリリース。
  10月 スロヴァキア・フィル「第九」のソプラノ・ソリストとして出演。録音。
  世界遺産アッシジ(イタリア)の聖フランチェスコ大聖堂にて独唱、献歌。 2004年11月、1年8ヶ月ぶりに東芝EMIより3rdアルバム「Calore〜ぬくもり」をリリース。

東邦音楽大学特認講師。ミラノ在住。


         ≪予定プログラム≫

■ベッリーニ(イタリア 1801〜1835):歌劇『清教徒』より“あなたの優しい声が”


 甘美で魅力的な旋律性に富む音楽で「カタニアのうぐいす」と呼ばれ愛されたベッリーニの最後のオペラで、ベル・カント・オペラの頂点に立つ『ノルマ』に次ぐ傑作とされています。第2幕狂乱の場のアリア。

■プッチーニ(イタリア 1858〜1924):歌劇『ジャンニ・スキッキ』より“私のお父さん”

 世界中の歌劇場のレパートリーになっているプッチーニのオペラの数々。この曲は可憐な乙女の一途な気持ちを歌い上げた有名なアリアです。

■ジョルダーノ(イタリア 1867〜1948):歌劇『アンドレア・シェニエ』より“祖国を裏切るもの”

 フランス革命前後のパリを舞台に、詩人と元伯爵令嬢の愛を描いたオペラ。1961年マリオ・デル・モナコとレナータ・テバルディで日本初演され、一躍有名になりました。

■ヴェルディ(イタリア 1813〜1901):歌劇『椿姫』より“ヴィオレッタとジェルモンの二重唱”

 『カルメン』『蝶々夫人』とともに三大オペラと呼ばれている人気作品。題名の『La Traviata』は「道にまよった女」という意味。アルフレードを心から愛する高級娼婦ヴィオレッタと、息子アルフレードと別れさせたいジェルモンとの二重唱。


                                    (予定曲目は変更されることがあります)


※ベル・カント“Bel Canto”
イタリア語で「美しい歌(唱)」という意味です。18世紀に成立したイタリアオペラの歌唱法で、劇的な表現やロマン的な抒情よりも声音そのものの美しさ、むらのない滑らかで柔らかな声の響き・表現に主眼をおきます。
イタリアの歌曲やアリア、カンツォーネなどを歌う時に無くてはならない歌唱法で、その発声の自然な美しさなどは、声楽技法の理想的な一つの典型とされています。
イタリア語の響きや子音、母音、体の使い方、喉に負担をかけない歌い方など、それぞれちゃんと鍛練を積んだトレーナーに学ぶ必要があります。解りやすく言うと「あくびをするような口の開け方」と良く言われるようです。
作曲家で言えプッチーニ、ジョルダーノ、ヴェルディ、ロッシーニ、ベッリーニ、ドニゼッティなどが代表格です。

※イタリア・ベルカント唱法とドイツ唱法 相反する発声法
本来、イタリア・ベルカント唱法とドイツ唱法とは180度、相反するもので、どちらが正しいとか間違っているとかの次元ではなく、ドイツものを歌いたい人はドイツ唱法を学び、イタリアものを歌いたい人はベルカント唱法を学ぶべきとも言われています。
それは横隔膜の使い方がまったく違うからです。

笠井仁

 笠井仁
Hitoshi KASAI,baritone バリトン


プロフィール

山梨県身延町出身。
武蔵野音楽大学声楽学科卒業及び、同大学院修了。
 声楽を落合節子氏に、声楽及び発声学を渡部東吾諸氏に師事。武蔵野音楽大学及び、大学院にて、A・オルロヴィツ、E・オブラスツォワ、V・テッラノーヴァ、藤田昌克諸氏に師事。イタリアのマスタークラスにて、P・カプッチッリ、L・クベッルリ、F・E・ダルデーニャ諸氏に師事。現在、M・L・チョニー、L・クベッルリ、L・ゴルラ、R・ネーグリ諸氏に師事。武蔵野音楽大学卒業演奏会、同大学院修了演奏会へ出演。
 海外に於いて、オルタ湖音楽祭(イタリア)、A・ベルガマス劇場2002年コンサートシリーズ、モーツァルト作曲/オペラ『ドン・ジョヴァンニ』(サラ・メーラ)のタイトルロール、モーツァルト作曲/『戴冠ミサ』のソリスト、ゴリーツィア音楽祭にて、ゴリーツィア・フィルハーモニーオーケストラと共演(イタリア及び、スロベニア)など、多くの演奏会へ出演。ゴリーツィア音楽祭及び、ベルガマス劇場2002年コンサートシリーズの模様は音楽誌及び、多数の新聞に取り上げられ、好評を博した。
 日本に於いては、東京オペラプロデュース主催:R・ヴォーン・ウイリアム作曲/オペラ『恋する・サージョン』日本初演(新国立劇場中劇場)のカイウス医師役、W・A・モーツァルト作曲/オペラ『魔笛』(めぐろパーシモンホール)の僧侶1役、G・プッチーニ作曲/オペラ『蝶々夫人』(なかのZEROホール)のヤマドリ役、H・A・マルシュナー作曲/オペラ『ヴァンパイアー』(新国立劇場中劇場)のグリーン役、I・ストラヴィンスキー作曲/オペラ『放蕩者のなりよき』(東京芸術劇場中ホール)のトゥルー  ・ラブ役、愛知県文化振興事業団主催:G・ヴェルディ作曲/オペラ『仮面舞踏会』(愛知芸術劇場)のアメーリアの召使い役、江東シティ・オーケストラ主催:G・ビゼー作曲/オペラ『カルメン』(ティアラ江東)のエスカミーリョ役、Le Voci主催:G・ヴェルディ作曲/オペラ『椿姫』(市川市民会館)のジェルモン役、G・プッチーニ作曲/オペラ『ジャンニ・スキッキ』(市川市民会館)のタイトルロール役などへ出演。オペラ以外では、東京文化会館主催:《音楽と都市シリーズ〜ミラノ編〜》『イタリアオペラの殿堂』コンサートへ鈴木慶江(ソプラノ)のゲストとして出演し、好評を博す。
 第46回毎日新聞社主催:学生音楽コンクール東京大会(大学の部)入選、第14回飯塚市/朝日新聞社主催:飯塚新人音楽コンクール入賞、第32回日本イタリア協会/毎日新聞社主催:イタリア声楽コンコルソ入選。山梨県身延町なかとみ現代工芸美術館シリーズコンサート〈オペラコンチェルトの夕べ〉プロデューサー、新百合混声合唱団ヴォイストレーナー、みのぶ第九を歌う会ヴォイストレーナー及び、指導者、東京オペラ・プロデュースメンバー。

 仲田淳也
Junya NAKATA,piano ピアノ


プロフィール

愛媛県松山市出身。
国立音大ピアノ科卒。関定子女史のもとで学び、2003 年よりイタリアのミラノ音楽院に入学、その後、2005 年からは文化庁海外派遣留学生として再度ミラノに留学。在イタリアではオペラ伴奏及びミラノ、マントヴァでのコンサートに出演。オペラのコレペティトル(※)、そして声楽家や器楽演奏者の共演者として、オペラや室内楽のピアニスト、アレンジなど様々な分野で活動中。

(※)コレペティトルとは… オペラの独唱者の練習で、その下稽古をする人。正指揮者のもとで、管弦楽で練習をする前に、ピアノで各部の練習をするのが常です。オペラ指揮を学ぶ者にとって、最良の場と言えるでしょう。

仲田淳也

九州労音鹿児島センター 電話番号 URL