| 私が入会したのは平成3年ですが、次の年の地区協議会に新会員として分科会に出席しました。その際に「ロータリーは職業奉仕が基本」ということを聞きましたが、「よく分からないな〜」というのがその時の実感で、実は現在も正直言ってぼんやりとした概念でしかとらえていないような気がします。
「職業奉仕はロータリー独特のものであり、これがほかの奉仕団体や人道団体とロータリーとの違いを明確に分けるものです。」と、これは今年度のジョン・ケニーRI会長の言葉であり、「職業倫理への高い水準を、日々実践することによって、私たちは同僚や従業員、顧客はもちろんのこと、競争相手に対しても模範を示すことができます。」と続いております。
このことは、ロータリーの綱領の第2に「事業および専門職務の道徳水準を高めること、あらゆる有用な業務は尊重されるべきであるという認識を深めること、そしてロータリアン各自が、業務を通じて社会に奉仕するために、その業務を品位あらしめること。」と書かれております。
この職業奉仕の考え方は、とても重要だと思います。
ただ、現在のこのような経済状況のもと、ロータリーを取り巻く環境は極めて厳しいものがあります。声高に奉仕と叫んでも、その基礎となる個々のロータリアンの心が沈んでいては、奉仕への積極的な姿勢も持てないと思います。この厳しい環境の中で心を浮揚させるためには、先ず例会を会員一人ひとりがより楽しく感じるようにしていかなければなりません。そのためにはコミュニケーションと親睦が大事だと思います。
せっかく例会に出席しているのだから、皆さん一人ひとりが例会を楽しみ、親睦を深め、そういう浮揚感のある個々人が自分自身を元本として行動すれば、奉仕という利息はそこからおのずと生まれてくるのではないかと思います。
おわりに、当クラブの先輩ロータリアンの言葉を借用させていただき、私の基本方針といたします。
「親睦なくして奉仕なし、奉仕なくして向上なし。」 1年間宜しくお願いします。
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