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♪雪のシンフォニー(1999)
* Snow Symphony *
全ては画面左の目次からリンクしています

 終戦の翌年、原爆で焼け野原となった広島の片隅に、
小さな音楽喫茶が誕生した。
瓦礫の中で続く日々の生活の中で、
そこは文化的オアシスとなった。

広島の人が戦争で失くした物を必死で取り戻そうとしていた頃の
心温まる実話をアニメーション化。(1999年制作)


監督 前田 稔
(Director: Minoru Maeda)

1999年 オーガスト・イン・ヒロシマ 世界音楽祭 上映作品
第8回広島国際アニメーションフェスティバル2000フレームイン上映作品
2005・スマトラ大津波復興支援ボランティア上映作品

尚、ここに掲載された画像は著作物です。無断転載及び無断使用を禁じます。
@終戦の翌年。
廃墟となった広島の駅前には、
ごちゃごちゃとした闇市が広がっていた。

 
A人々は、その日食べるものを求めて、
雑多な闇市をうろうろしていた。
 
Bそんな闇市で、家族の食べ物を売り、
戦渦をくぐり抜けてきた
SP盤のレコードを買い求める男がいた。

 
C大晦日の夕暮れ。レコードコンサートの噂を
聞きつけた人たちで、男の経営する喫茶店は
超満員となり、 店の外にまで人があふれた。
 
D喫茶店から流れるSPレコード、
ベートベンの交響曲「第九」
人々は家にも帰らず
肩に雪を積もらせて音楽を聴いた。

Eその夜。ここに集まった誰もが、
音楽を通して、
忘れていた何かを、もう一度取り戻した。


この映画「雪のシンフォニー」の舞台となった純音楽茶房ムシカは、
数度の移転を経て、現在も営業しています。広島へお越しの際は、
是非お立ち寄り下さい。珈琲と音楽の優雅な時間をどうぞ。
まえだなおこ著の新作マンガ、「帰らない夏」のホームページ。
マンガの中には、短い部分ではあるけれど
「雪のシンフォニー」の制作シーンも描かれている。

【スタッフ】
監督・演出
前田 稔
アニメーション
スタジオみのる
音楽
ベートーべン
撮影
(株)ティ・ニシムラ
編集
福井編集室
録音・効果・リレコ
(株)東京テレビセンター
現像
(株)IMAGICA
協力
音楽茶房ムシカ・ムシカ復元の会
広島こども科学館・マエダデザイン
路面電車を考える会・広島電鉄 ほか
制作・著作
スタジオみのる

上映会場(中区・アステールプラザ)
世界音楽祭99 オーガスト・イン・ヒロシマ
というイベントの一環で市民の手によって
アステールプラザの建物内に復元された
昭和30年代の音楽喫茶ムシカ店舗。
かつてこの店の常連客だった人たちが、
懐かしい昭和30年代の復元店舗に集います。
昭和20年代の事を描いた
「雪のシンフォニー」は、 画面中央に降りてくる
可動式スクリーンに上映されました。