(自分の) Mac 用 TeX の覚え書き

2008年9月24日更新

このページは私が使っている TeX についての情報をコンサイスに与えることを目的にしています。参考にしてくださるのはありがたいのですが、個人の Mac の環境、設定の違いの影響などは把握しておりませんので、問い合わせには応じられません。

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Mac 用 TeX の最新版情報

私の使っている TeX 関連ソフトウェアの更新状況のリストです。すべて無償で提供されているにもかかわらず、高機能なソフトウェアを開発、提供してくださっている方々に深く感謝します。4ヶ月以内の更新は赤字で表示されています。

ジャンル ソフトウェア 最新版 個人的コメント
pTeX パッケージ 小川弘和さんのパッケージ 2007年11月5日版 (MacOSX 10.5 Leopard にも対応) インストールも容易で安定しているので愛用しています。
フロントエンド TeXShop Ver. 2.18 (Tiger MacOSX 10.4.3以降、Intel 対応,2008年9月6日) インストールがとても簡単で、しかも TeX に関するほとんどの操作ができる優れものです。
フロントエンド TeXShop Ver. 1.43 (OS 10.2-10.4 用専用、2006 年1月22日) 上のものの Panther 用。個人的には Tiger に移行することを薦めます。
プレビューア Mxdvi Ver. 0.277 β (2007年3月10日) Mac版プレビューアの定番です。
エディタ mi Ver. 2.1.6 (2005年6月12日)
β 版 Ver. 2.1.8 b4 (2008年5月30日)
Ver. 2.1.8 が β 版に昇格。TeX ソースの作成以外に文字コードの変換、HTML ファイルの作成などいろいろ利用しています。
エディタ AlphaX
安定版はこちらから
Ver. 8.0.2 (2006年5月26日) 英文の原稿を書くにはとても便利なエディタで、論文などはほとんどこれで書いています。 TeXコンパイルはTeXShopを呼び出すように設定しています。 日本語 Mac OS ではウィンドウサイズなどの環境設定ができないのが唯一最大の問題点です。Leopard ではさらに自動改行が効かなくなりました。
スペルチェッカー cocoAspell Ver. 2.0.4 (2006年4月12日) Ispell の改良版である Aspell の MacOS 版で、PowerPC 用と intel Mac 用の2種類があります。LaTeX コマンドを認識します。
スペルチェッカー Excalibur Ver. 4.0.6 (2007年10月28日) Mac 用スペルチェッカーの定番です。LaTeX コマンドを認識してくれます。ホームページともども久しぶりに更新されました。
bibtex ツール Bibdesk Ver. 1.3.17 (2008年5月14日) bibtex 用のデータベース管理ソフト。データの取り込み、bibtex データの書き出しが簡単にできるので便利です。
その他のツール TeXtools for mi Ver. 3.2.4 (2008年9月15日) mi は図や写真を読み込む等の機能も充実しており、それらをサポートするこのツールはとても便利です。最近もいろいろと改良されているようですが、この数年間、私が使う分には全く申し分ない優れものです。

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自分用のメモ

フォントのインストールなど、TeX環境の整備の方法をその都度メモしています。あくまで私の環境でのもので、他の Mac での動作は保証できません。

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TeX の使い方についてのページ

    いざというときに調べられるので便利です。


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yhmath パッケージについて

yhmath パッケージは Ecole Nationale Superieure des Teleommunications de Bretagne の Yannis HARALAMBOUS 氏が作った数式フォントです。主に括弧や根号が提供されています(出力例)が、私は行列を書くときに使う反対角方向の点線 \adots を愛用しています。

A. インストール方法

  1. いのうえ・こういち氏のページ から yhmath.pkg.tar.gz をダウンロードし、解凍してインストーラーを起動してインストールします。
  2. 奥村さんのページ へ行って yhcmex.pfb をダウンロードし、/usr/local/share/texmf/fonts/type1/public/yhmath/ (というフォルダを作ってその中) にコピーします。後は奥村さんのページの解説に沿って作業を進めます:
    1. ターミナルを起動して cd で yhmath.ins のあるフォルダに移動し、
      tex yhmath.ins
      と打ち込みます。できた *.fd の付くファイルを .../texmf/tex/latex/yhmath/ に移します。
    2. ../texmf/dvips/config/psfonts.map に次のように書き足します。
      yrcmex10 Yhcmex <yhcmex.pfb
      .../texmf/dvips/config/dvipdfm.map に次のように書き足します:
      yrcmex10 default yhcmex
    3. ターミナルを起動して mktexlsr を実行します。

B. 使い方

プリアンブルに \usepackage{yhmath} と入れて使います。どんな記号が使えるかは、こちらをご覧下さい。

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LaTeX2HTML について

LaTeX2HTML は LaTeX ソースファイルを HTML に変換してくれる Perl プログラムです。特に TeX で書いた数式を WEB ページにのっけられる点が魅力です。参考までに、私の現在の環境に合わせたインストール方法を紹介しておきます。

参考ページ:

A. インストール方法

2008年7月8日

Leopard 版 Mac OSX Workshop を使って latex2html をインストールして数式が画像に変換されない件は Netpbm 10.30 ? の問題だったそうで、解決されました。とても快適です。OSX Workshop プロジェクトの皆様、丁寧に対応していただきありがとうございました。

2007年1月12日

以下のメモを書いた後に、Mac OSX Workshop を使ってインストールするようになりました。とても助かっています。こうしてインストールしたものをそのまま使ってみると、背景色は白なのですが、数式の背景だけが灰色になって見苦しいのです。そこで /usr/osxws/lib/latex2html/ にある l2hconf.pm を次のように書き換えます。(/usr/local/lib/latex2html/ にも同じ名前のファイルがあるときがありますが、そちらは latex2html が読みに行かないので放っておきます。ここだけが 2008 年 7 月 8 日訂正。)

$BODYTEXT = ""

と書いてある箇所に行って、それを

$BODYTEXT = "bgcolor=\#e0ffff";
$LATEX_COLOR = "\\pagecolor[rgb]{0.875,1,1}";

で置き換えます。こうすると背景色も数式の背景色も水色になります。


2006年1月に採用したインストール方法 以前必要だった nkf はもうインストールする必要はありません。必要なものは

です。
  1. 上記の2つ目の竹野さんのページのリストにあるパッケージを入手します。(ReadMe ファイルは特に要りません。)
  2. StuffitExpander で latex2html-2002-2-1.tar.gz と l2h-2002-2-1+jp2.0.patch.gz を Desktop に展開します。
  3. ターミナルを立ち上げて、
  4. 私のように Shift-JIS コードを採用している場合には、パッチを当てた latex2html フォルダの中の styles フォルダ内の japanese.perl をエディタで開き、92-93行目を と変更します。
  5. 再びターミナルに戻って、 を順に実行します。もちろん最後にはパスワードを聞かれるので、従ってください。

B. 使い方

  1. ターミナルを立ち上げて、コンパイルしたいファイルのあるフォルダまで移動し、
  2. latex2html ファイル名 (????.tex) と打ち込んでリターンします。

あなたは2006年3月4日以来、人目のお客様です。