提携相談室
西新宿臨床心理オフィス
休診のお知らせ
・5/24(木)〜5/28(月)は学会のため休診です。
・6/9(土)午後、富澤院長は休診します。
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抑うつ症状や不安症状、あるいは摂食障害や不登校など、様々な精神的・心理的悩みでクリニックや相談室を訪れる方々を拝見する時、いつも私の心を占めているのは「この人にとってこのような症状や、今のこの困った状況は『何を意味している』のだろうか」ということです。
大学病院に常勤で勤めていた頃、私が摂食障害といわれる人たちを多く診ていたのも、今から考えると摂食障害という事態が「生きるということの意味」をその患者さん自身に問いかけていると思ったから、そしてそのことが私自身の生きる意味に何かを訴えていたからだと思います。
私のクリニックを訪れる方の90%は、他のメンタル系の医療機関と同じく抑うつ症状、不安症状を抱えて苦しんでいる人たちです。このような人たちに適切な薬を処方したり、場合によっては学校や会社を休むよう提案することが助けになることはよくあります。問題が単純なものである場合、多くの人はそのような助けだけで、自然に良くなっていきます。身体の病気と同じように、メンタルな病気もその人の持つ自然治癒力が病気の回復に重要な役割を果たします。
しかしそのような問題や病気を「根本」から解決したいと思うなら(みんなそう思うでしょうが)、それだけでは足りないでしょう。
多くの人は「病気が治る」というのは「病気になる前の状態に戻ること」、と考えるようです。しかし身体の病気でもメンタルの病気でも、実際には「治る」ということは「戻る」ことではありません。
病気が治るということは、問題(病気、症状)を抱えた自分から、その問題を解決した新しい自分に変わることなのです。20年の精神科医としての経験から私はそう考えます。メンタルの治療(薬物治療やカウンセリングなどの心理的治療)は、その手伝いをするのだと思います。
病気をしていなくても人は年齢や環境の変化に伴って変わっていきます。変わらざるを得ないのです。病気になるということは不運なことに違いありません。しかしそれを受けとめ、問題を解決し、新しい自分に変わることは(決して簡単なことではないにせよ)可能なことですし、またその人自身にしか出来ないことです。そのために少しでも私たちの経験がお役に立てば、と考えています。
とみさわクリニック院長 富澤 治
(医学博士・精神保健指定医・日本精神神経学会専門医)
(過去のごあいさつは
こちら
)
1987年 佐賀医科大学卒業。同年、東京医科大学病院神経科勤務
1996年 医学博士
2000年 東京医科大学病院神経科 講師
2004年 東京医科大学病院神経科 非常勤講師
同年、とみさわクリニック 開設
2005年
西新宿臨床心理オフィス
開設
日本サイコセラピー学会・理事
日本芸術療法学会
・理事
日本精神神経学会
日本語臨床研究会 他
裏切りの身体
−「摂食障害」という出口
富澤 治 著
M.C.ミューズ出版
2011年 8月
芸術療法(こころの科学セレクション)
飯森 眞喜雄 編集
日本評論社
2011年 3月
「治るうつ病」と「治らないうつ病」
富澤 治 著
M.C.ミューズ出版
2010年 5月
「Q&A知っておきたいモルヒネと緩和ケア質問箱101」
浜野 恭一他 著
メディカルレビュー社
2004年
「こころの医学事典」
野村総一郎 監修
講談社
2003年
「看護のための最新医学講座 第33卷」
日野原重明・井村裕夫 監修
中山書店
2002年
「芸術療法2 実践編」
徳田良仁他 監修
岩崎学術出版社
1998年
「精神科ポケット辞典」
加藤正明他 監修、飯森眞喜雄他 編集
弘文堂
1997年
「Arts medicine」
MMB Music
1997
USA
その他の業績は
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