Vimの設定


2004/08/25

設定ファイル


Vimの設定は、以下のようにして行います。
・Windowsの場合
環境変数"HOME"に設定したディレクトリか、gvim.exeのあるディレクトリにある「_vimrc」に設定を書き込みます。「_vimrc」が無い場合は、「.vimrc」が使われます。"HOME"にある「_vimrc」は最後に読み込まれるため、gvim.exeのあるディレクトリで設定した内容を上書きできます。
・UNIX(Linux)の場合
$HOMEの「.vimrc」が使われます。

他にも.exrc, .gvimrcがあります。.exrcはviが、.gvimrcはgvimが使用します。Vimは.exrcを読み込んだ後に.vimrcを読み込みますので、.exrcにviとvimの共通で使えるオプションを書いておき、.vimrcにVimだけのオプションを書くという使い方が出来ます。

.exrc	vi	vim	gvim

.vimrc vim gvim

.gvimrc gvim


設定のしかた


.vimrcの中に書いた内容は、EXコマンドとして実行されます。EXコマンドとはノーマルモードで「:」を押すと入力することの出来るコマンドです。
.vimrcの中に書くことのできるコマンドはたくさんありますが、単純な設定を行う上では以下のようにすれば問題ありません。

その1
set option

その2
set option=X

上記の"option"は、Vimの全オプションに記載されているオプションの名称です。"X"については、そのオプションの取る値になります。Vimの 全オプションに形式が"切替"と書かれているものについては、その1の形式を使います。形式が"文字列"か"数値"になっているものについては、その2の 形式を使うことになります。


設定例


では、実際にオプションを設定してみましょう。まずは、Vimを起動してみてください。Vimを起動したときに行番号は表示されているでしょうか。もし、 行番号が表示されている場合は、すでに設定ファイルが用意されていて、その値でVimが動作しているということになります。では、.vimrc (Windowsでは_vimrc)に設定を書き込んで見ましょう。

set nocompatible
set number

この2行を書き込んでからVimを起動すると、行番号が表示されるようになります。(既に行番号が表示されていた方も変わらずに行番号が表示されます)設 定の内容ですが、1行目の"set nocompatible"というのは、"compatible"オプションをOFFにするという意味です。この"compatible"オプションは" 切替"のオプションです。形式が"切替"になっているものについては、オプション名の前に"no"をつけることにより、その機能をOFFすることができる ようになります。"nocompatible"とすることで、viとの互換モードをOFFしています。次の行の"set number"が行番号を表示するオプションです。行番号が最初から表示されていて、行番号の表示を止めたいと思っているならば、"set nonumber"とすることで行番号が表示されなくなります。
では、次にその2の形式を使ってみます。次の行を.vimrcに付け加えてください。

set cmdheight=5

この設定を書き込んでファイルを保存してから、Vimを起動するとコマンドライン(ウィンドウの一番下の部分)が広がっています。形式が"数値"か"文字 列"になっているものは、このように"オプション名"="値"として設定することが出来ます。このままでは、コマンドラインが広すぎますので、起動した Vimでノーマルモードのまま":set cmdheight=2"と打ち込んでみてください。コマンドラインが2行になりました。このように、.vimrcに書かれる内容は、":"で実行できる コマンドということになりますので、Vimを起動した後でオプションを変更したい場合には、":set option"としてVimの起動中にオプションを変更することが出来ます。

このようにして、好みに合うようにオプションを設定してください。